2022-04-03

糸かけ細工の「糸かけレース」

「糸かけレース」と言っても、決して競走の「レース(race)」ではありません。

いわゆる糸かけアート(海外ではストリングアートと呼ばれています)は
板にクギを打って、そのクギに糸をかけて絵や曼荼羅やお花などの模様を制作します。
私はもっぱら、円を重ねていく曼荼羅制作に魅了された一人なのですが、
白色の糸だけで曼荼羅を制作していたある日、
線と線の重なりの中に小さな幾何学模様がたくさん出来ていることに気づきました。
それはまるでレース編み(lace)のようにも見えました。
とても繊細で美しい幾何学模様に胸を掴まれ、キュンとしました。

それ以来、美しい模様が見たくて単色の色の糸のみで
曼荼羅ばかりを制作するようになりました。
ピン数によって現れる模様は違うので、
様々なピンの数でレース編みのような曼荼羅を作っています。

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